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医師は、神経局所(局在)診断をするにあたり、患者さんの神経所見から、神経機能の運動麻痺、知覚障害、味覚障害、調節障害、言語障害、腱反射異常等の症状を起こし得る責任神経経路を推測し、責任病巣を決定する必要があります。
医師が、責任病巣を決定する際には、自らの神経解剖学の知識により、異常所見である神経所見項目のそれぞれに関係する責任神経経路、およびこれらの責任神経経路の相関関係を脳内でシミュレートする必要がありました。
しかし、この作業に必要な神経解剖学の知識量は膨大であり、医師がこれらを記憶することは困難です。
したがって、従来の神経局所診断においては、医師の経験とカンに基づいて責任病巣が推測されることにより、正しくない診断が下されることがありました。
また、医学生にとって、神経解剖学の学習は、神経解剖学の書籍を熟読し、神経経路図、大脳、脳幹部、脊髄等の各特定 部位における神経経路切断面を理解し、記憶しておく必要があります。しかしながら、神経経路図等は非常に複雑であるため、これらを記憶することは困難で す。
CANAは、脳解剖アトラスに基づいた正確な神経解剖図・経路データを保持しているので、神経所見データを入力するだけでその責任経路を表示します。
責任経路の表示のみならず、CANAは、入力された神経所見データに基づいた各々の責任経路間の最短距離や、各々の責任経路を説明し得る最小領域である責任病巣を表示することが可能です。
さらに、切断神経経路図・解剖図が自由自在にスクロール表示でき、また切断面の拡大図を表示し、指定した部位の解剖学的部位名称も表示するので、神経解剖学の学習にも有用です。
CT/MRI画面にも運動系の責任経路が表示され、CT/MRIでの解剖学的部位名称も表示されるので、CT/MRIでの診断時に、患者さんやその御家族への説明にも役立ちます。
医者、医学生を問わず、CANAを神経局所診断や解剖学の学習において、有効に活用していただけることを願います。
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