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神経診断を効率的に支援し、医師の負担を軽減。 また、神経解剖学の学習ソフトとしても有用。 (特許出願中)
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【使用する所見項目】

1.[左]顔面温痛覚障害 2.[左]一側性咽頭反射低下・嚥下障害 3.[左]ホルネル症候群(中枢性) 4.[右]上肢温痛覚障害 5.[右]体幹温痛覚障害 6[右]下肢温痛覚障害


【STEP 1】 病巣側の顔面温痛覚障害

病巣側は仮に左に設定します。 神経所見入力欄の右列(左半身に対応)の顔面温痛覚障害を「あり」にします。

【STEP 2】 病巣側の軟口蓋・咽頭筋マヒ

同様に神経所見入力欄の右列(左半身に対応)にある一側性咽頭反射低下・嚥下障害を「あり」にします。

【STEP 3】 病巣側のホルネル症候群

[追加項目] をクリックしてホルネル症候群(中枢性)を「あり」にします。

【STEP 4】 反対側の顔を除く半身温痛覚障害

[基本項目] をクリックして元の画面にもどり、神経所見入力欄の左列にある上肢温痛覚障害、体幹温痛覚障害、下肢温痛覚障害を「あり」にします。

【STEP 5】 病巣推測

ツールバーの [スライスの表示] をクリックしてスライスウィンドウを表示し、ツールバーの [病巣表示モード] がAND(ボタンが押し込まれた状態)であることを確認し、 [脳内ナビ] をスクロールさせて病巣を検索します。 スライス8の延髄上部(迷走神経レベル)、そしてスライス7の延髄・橋移行部(前庭・蝸牛・舌咽神経レベル)にも推測病巣が表示されます。

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Millard-Gubler(ミラード・グブラー)症候群







【使用する所見項目】

1.[右]下肢運動マヒ 2.[右]上肢運動マヒ 3.[左]顔面半側マヒ(上下共) 4.[左]眼球外転制限


【STEP 1】病巣(今回は左に設定)と反対側(右)の片マヒ

神経所見入力欄の左列(右半身に対応)の下肢運動マヒと上肢運動マヒをそれぞれ「あり」にして、全経路図に運動経路が色表示されたことを確認してください。

【STEP 2】病巣側の末梢性顔面神経マヒ

神経所見入力欄の右列(左半身に対応)の顔面半側マヒ(上下共)を「あり」にして、全経路図に核下性の顔面神経経路が色表示されたことを確認してください。

【STEP 3】病巣側の外転神経マヒ

同様に神経所見入力欄の右列(左半身に対応)の眼球外転制限を「あり」にして、全経路図に外転神経が色表示されたことを確認してください。


【STEP 4】病巣推測

ツールバーの [スライスの表示] をクリックしてスライスウィンドウを表示し、ツールバーの [病巣表示モード] がAND(ボタンが押し込まれた状態)であることを確認し、 [脳内ナビ] をスクロールさせて病巣を検索します。スライス6の橋下部(顔面・外転神経レベル)に推測病巣が表示されます。

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[03/26 メディカルテクニカ]
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    医科学系ソフトとしては、生命科学研究所の、DNAアミノ酸塩基配列分析ソフトを開発しました。
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